変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因で、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じるものです。女性に多くみられ、高齢者になるほど多い病気ですが、とりわけ女性に多く50歳以降になるにつれて患者さんの数が増えていきます。
【原因】
1、長年の労働
2、老齢
3、肥満
4、筋力の低下(特にふとももの筋肉)
5、膝の内反傾向(いわゆるがにまた)
※症状の現れ方や進み方は人によって千差万別です。レントゲンでは膝関節の変形が相当進んでいるのに症状がほとんどない人、逆にひどく痛むのにX線写真では変形がほとんど見られない人など様々です。